事象
古いHA8000(/110W G8、2003年モデル)にCentOS 5.xをインストールしようとするとインストールできない
発生日時
2012/04/13
経緯と調査
古いHA8000にCentOSをインストールする作業を実施しようとしたら、CentOS 5.xが内蔵RAIDを認識できない。
内蔵RAIDはいわゆるI2O Blockデバイスなので、デバイスドライバ自体はCD/DVDに入っている。
WEBで調べる限り、対策方法としては以下が考えられる
- 起動時「noprobe」オプションをつけて起動し、手動でドライバを選択する
- なんとかドライバを読み込ませる
noprobeオプションを使う場合、インストール途中にドライバを読み込ませる画面でI2O Blockを選択できる。
ただし、noprobeオプションはUSBドライバも読み込んでくれないので内蔵ドライブがCDしかない場合、DVDからはインストールできない。CDでがんばる。
どうしてもUSBのDVDからインストールしたい場合は、netinstallメディアで起動して途中でドライバを読み込ませて、続きをUSBから読めばいい。
対策作業
ググる以外とくになし。
解決
古いHA8000にUSB-CDROMからCentOS 5.xをインストールする
内蔵ドライブからnetinstallメディアで起動
1. linux text
2. Welcome to CentOS で ALT-F2
3. CPIOを解凍
cd /modules
zcat modules.cgz | cpio -d -i
cd 2.6.xxx/i686/
insmod i2o_block.ko
4. ALT+F1で戻る
5. 通常通りインストール(ただしテキストモード)
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